スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

フライング・ピケッツ「オンリー・ユー」: Only You (1984) - The Flying Pickets

 今日主に紹介するのはThe Flying Pickets(フライング・ピケッツ)のOnly You(邦題「オンリー・ユー」)。Now That's What I Call Music IIに収録された七曲目。

 80年代の洋楽ファンならご存知の通り、この曲は元々Yazoo(ヤズー)の曲。オリジナルは以下に埋め込み。音ズレがかなり酷いが、何故かYazooの曲でYoutubeに上がってるのはこんなのばっかりで、しかもPVではメンバーの映像が出て来ないので、仕方なくこちらの動画を採用。雰囲気くらいは伝わるだろう。





 私はこのOnly Youという曲はThe Flying Pickets版を先に聴いているためか、Yazooの方がオリジナルと言われてもイマイチぴんと来ない。当時のシンセの音、それにAlison Moyetのボーカルは確かに魅力だが、このオリジナルの方を聴いても中々良い感じの曲だと思うだけ。まぁ、おふくろの味ではないが、こういうのは一番最初に聴いたものが記憶に刷り込まれるのであって、実際に良いかどうかよりもそちらの方が実は重要なんでしょうな。誰も認めたがらないだろうけど。

 そちらもリアルタイムでは聴いていないが、それでもYazooの曲と言うと私にとってはやはり何と言ってもNobody's Diaryが真っ先に浮かぶ。

 で、今回知ったのだが、WikipediaによるとYazooのVince Clarkeはその前にあのDepeche Modeに所属しており、その時点で既にこのOnly Youを書いていたという。そしてAlison Moyetが雑誌に出していた募集広告に応募し、彼女のボーカルでこの曲をレコーディングしてそれをレコード会社に持ち込んだらしい。つまりこれは彼らYazooのデビューのきっかけとなった曲であり、1982年に発売された当時すぐ大ヒットしてYazooの代表曲の一つにもなったらしい。


 さて、漸く今日の本題のThe Flying PicketsによるOnly Youであるが、1984年版のNow That's What I Call Music IIに収録されているということで今回取り上げてみたが、実際に発売されたのは1983年の年末ということで、私も当時現地でリアルタイムで聴いたからか、The Flying Pickets版のこの曲はどうも1983年末という印象が強い。

 そう考えてみると、僅か一年ほど前に大ヒットした曲をすぐにカバーし、オリジナル以上に大ヒットさせてみせたという例は、世界的にも珍しいのではないだろうか。日本を含めそれほど各国の人気チャートをこれまで抑えて来た訳ではないが、オリジナルとカバーとが共に大ヒットし、しかも双方の売れた時期がこれほど間隔の開いていない例を私は他に知らない。


 The Flying Picketsについては、出した曲(ヒット曲)が少ないためか、あまりネット上にも画像が転がっていなかった。また、メンバーの変遷もあるのだろう、数少ない画像を年代別に並べてみても誰が誰やら。メンバーの顔と名前が一致せず、後期の写真を見ても前期のメンバーの誰が残っているのか、全くもって判別できず。


The Flying Pickets


 この曲以外ではThe Flying Picketsの作品は殆ど何も知らない。唯一の例外が以前に紹介したPorterhouse Blueのテレビドラマ化作品での主題歌だが、これもOnly Youを出した時のメンバーとは大分異なっているだろう。

 ちょうどこの曲が流行っている頃、このグループ名がよくニュースを騒がせていたが、どうもこのグループに関してのニュースではないようで子供心にも不思議に思っていたが、Wikipediaによると、あの当時のMiners Strikeに関係していたとか。そう言われてみれば確かにそんなニュースだったような気も。





 そうそう、このもみあげの濃い人だった。Brian Hibbardという人らしい。その後は俳優もやってたみたいで、どうやら2012年に亡くなったらしい。確かにあれから30年経っている訳だが、それでも65歳没というのはやはりちょっと早いような気も。


 < Looking from a window above
  It's like a story of love
  Can you hear me
  Came back only yesterday
  Moving further away
  Want you near me

  All I needed was the love you gave
  All I needed for another day
  All I ever knew
  Only you >


 かなりシンプルにして力強い歌詞。日本語の曲でもそうかもしれないが、John Lennonなんかの曲を聴いていてもシンプルな言葉で世界を作り上げられるというのはやはり才能ですな。努力したところで、センスのない人間には到底辿り着けない領域のもののようで。

 80年代にずっと洋楽を聴いていた人なら、Yazooのオリジナルを思い切ってアカペラ・スタイルにしながらオシャレにまとめた中々良いカバー曲、といった印象でこのThe Flying PicketsのOnly Youを聴いていたのだろう。が、私にとってはこちらがオリジナル。とにかく大ヒットしてかなり長いこと一位に留まっていたことを憶えている。それを歌っていた人が65歳でもう数年前に亡くなっていたかと思うと、やはり30年という月日が経ってしまったことを実感せざるを得ない。


 この曲をまだ聴いたことがない人はYazooのオリジナルとThe Flying Picketsによるカバーの両方を是非。本当の名曲というのは結局のところ、誰がどのようなアレンジで歌ってもある程度良い曲にはなるんだというのが私の持論だが、それを実証してくれる好例の一つ。



にほんブログ村 音楽ブログ 洋楽へ
にほんブログ村
***************************************

個人的なメモ・備忘録・独り言

 ArsenalがManUに負けていよいよWengerも今季限りという可能性が高くなって来たか。今季はチャンピオンズ・リーグのグループ・リーグの一位通過が難しいのはもちろん決勝トーナメント進出もまだ決めていないし、プレミアも優勝はもちろんSouthamptonがどこかで落ちて来ないとトップ4確保も無理となる。Chelsea、ManC、ManUが上に来るという、言ってみれば数年前までと同じ状況になっている訳だが、今季の唯一の救いというか残っている一縷の望みとしては、自分らより上位にいるのがSpurs、Everton、Liverpoolでないことか。いずれにしても、プレミアもチャンピオンズ・リーグもダメであれば、FAカップだけでも寂しいし、それも狙って取れるものではない。今季限りでないにしても、そろそろ上層部からもそのような声は聞こえて来るだろう。

 長野の地震はその後も余震が続いているようだが大丈夫だろうか。もうお気の毒としか言いようがない。本来なら選挙なんかしてる場合じゃないんだろうが、天災ばかりはどうしようもありませんな。金はないが、やってれば多少募金くらいはしますか。それにしてもあの一帯も地震が多いですな。お年寄りなんかは無理にしても、現役世代・若者世代は辛くても将来的には他の地域に移り住むことも検討しないといけないのかも。

***************************************
スポンサーサイト

テーマ : 洋楽
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Idler

Author:Idler
読んだ本、視聴したテレビ番組・ラジオ番組・音楽の感想など。やや英語の作品や洋楽、特にイギリスのコメディやミステリ作品に偏向。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。