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Father Brown, Episode 05, The Three Tools of Death (1974) - based on the short story by G. K. Chesterton, starring Kenneth More

 今日紹介するのは、先日紹介したG. K. Chesterton(G・K・チェスタトン)原作の短編The Three Tools of Death(邦題「三つの兇器」)のテレビドラマ化作品。主演はKenneth More。このシリーズについてはコチラを参照。

 このブラウン神父シリーズもDVDとしてアマゾン等で購入可。このエピソードもYoutubeで視聴可だが、残念ながら音声はロシア語(?)で英語ではない。これは果たして変更可能なんだろうか。


Father Brown Kenneth More
(Father Brown役のKenneth More)


 以下、ほんの少しだけネタバレあり。

 内容は原作にもそれなりに忠実なのだが、Sir Aaron Armstrongの妻でAliceの義母のLady Armstrongという原作には出て来ないキャラが登場して話をややこしくしている。話が複雑になってミステリの度合いを深めていればそれもありかと思うが、決してそうはなっていないのが残念なところ。

 Patrick Royce役を若き日のJohn Flanaganが頑張って演じているが、これも原作のイメージと大分違う。これは一部は上記のLady Armstrongというキャラを登場させて話を膨らませるために多少しょうがなかったのかもしれないが。

 それ以外のキャラは適役あるいは原作のイメージにそこそこ近い印象。

 その他にはブラウン神父がSir Aaron Armstrongに生前会っていたり、Sir Aaron Armstrongが死の直前にPatrick Royceに解雇を言い渡して険悪な関係になっている点など、多少原作との相違あり。一つ一つの相違点の度合いは大したことがなく全体的な流れはほぼ原作通りなのだが、どうもこの作品に限ってはこの一つ一つの相違点の蓄積が原作との全体的な差異を実際より大きく印象付ける結果となっているように思う。

 肝腎のブラウン神父は原作以上にやりたい放題。他の人には

 < "Nothing must be touched." >
 < "I wouldn't touch that if I were you." > 

 なんて言っておきながら、警察が到着するまでに自分は三つの兇器を始めそこらじゅう触り放題、調べ邦題。

 警察も原作以上にふざけた感じ。ブラウン神父がやりたい放題にやっているのを完全に放置プレー。このとことんいい加減な感じは個人的には嫌いではないが。

 原作にはないが、ブラウン神父のセリフで特に気に入ったものを一つ。

 < "I'm rather fond of atheists. When I'm with them, I don't have to talk shop." >


 これまでは他のドラマ化作品と比べてもKenneth More主演のこのブラウン神父シリーズの作品を推すことが多かったが、このシリーズの今までの作品と比較すると、原作を読んだ方には原作とは多少異なる印象を与える作品。とは言ってもこの短編はこのシリーズでしかドラマ化されていないので、他のドラマ化作品を鑑賞するわけにも行かないが。Kenneth More主演のこのブラウン神父シリーズのファンであればお薦めするが、そうでなければ飛ばしても構わないくらいの微妙な作品である。

 ブラウン神父もののレビューはドラマ化作品の方もこれでひとまず一区切り。


出演:
Kenneth More (Father Brown)
Cyril Cross (Duty sergeant)
Anthony Dutton (Chief Inspector Gilder)
John Flanagan (Patrick Royce)
Anne Godley (Lady Armstrong)
James Hayter (Sir Aaron Armstrong)
Neville Hughes (Moderator)
Keith James (Milkman)
David Morton (Det. Sgt. Merton)
Nina Thomas (Alice Armstrong)
Jacob Witkin (Magnus)



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個人的なメモ・備忘録・独り言

 ノーベル文学賞で村上春樹の受賞はならず。まぁ、科学の各賞と比較すると、平和賞は政治的で各大陸から順番に、なんて噂もあるし、文学賞も主観が入る部分が多くあるだろうから、こればかりは何とも言えないが。実際歴代受賞者の名前を見ても作品を読んでいないどころか名前を聞いたことのない作家の方が多いくらい。

 蔵王の火山活動が活発化とか。今週はまた新たに台風が近づくという話もあるし、最近の天災は忘れる間もなく次々と来て全く困ったもので。

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Author:Idler
読んだ本、視聴したテレビ番組・ラジオ番組・音楽の感想など。やや英語の作品や洋楽、特にイギリスのコメディやミステリ作品に偏向。

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