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G・K・チェスタトン「アポロンの眼」: The Eye of Apollo (1911) - G. K. Chesterton

 今日紹介するのはG. K. Chesterton(G・K・チェスタトン)原作のFather Brown(ブラウン神父)シリーズ第一作の短編集The Innocence of Father Brown(邦題「ブラウン神父の童心」)所収のThe Eye of Apollo(邦題「アポロンの眼」)。

 チェスタトンの著作の多くは著作権が切れているのかネット上で無料で読める。この短編集はいろんなファイル形式で、例えばコチラで入手可。「アポロンの眼」単独でウェブ上で読むなら例えばコチラで。

 邦訳は、例えば創元推理文庫の「ブラウン神父の童心」(中村保男 訳)として入手可能。


ブラウン神父の童心


 先の短編The Hammer of God(邦題「神の鉄槌」)に続いて中々の佳品。

 以下、多少ネタバレしている可能性あり。

 これも所謂locked room mystery(密室もの)なのかと思ったら、どうもWikipediaでの分類では「アリバイ・トリック」とやらに属するものかも。この辺の分類は、正直、個人的にはあまり興味がないので、深入りせずに先へ。

 ブラウン神父の新興(カルト)宗教への見解が述べられるが、これはチェスタトンのそれを反映したものだろうか。中々に興味深い。それにしてもKalonの化けの皮が剥がれてみると実はアメリカ人だったというのには大笑い。かなりハマった。

 当時の「進んだ女性」でも最終的には文字通り「恋は盲目」だったというオチか。しかも、新興(カルト)宗教は怖いが、金に目がくらんだ女はもっと怖いという、何とも恐ろしい話。

 それにしても折角Flambeauが登場しても相変わらずの凡キャラだった。やはり謎めいたキャラというのは謎であるうちが華なんですな。

 先のThe Hammer of God(邦題「神の鉄槌」)に続いてブラウン神父が活躍して事件を解決するという意味で、ブラウン神父ものの代表作の一つに入れても良い作品だと思う。ミステリ・ファン全般にお薦め。



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読んだ本、視聴したテレビ番組・ラジオ番組・音楽の感想など。やや英語の作品や洋楽、特にイギリスのコメディやミステリ作品に偏向。

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